スイカが豊作

今年はスイカが良くできた。姉からもらった苗3株で、大玉を12個くらい収穫した。
味も良く(自然な甘み)で買った西瓜よりおいしと思った。

一番大きいスイカ(8.8Kg, 7月31日)

一番大きいスイカ(8.8Kg, 7月31日)

私のスイカ作りを紹介します

  1. 種からの苗作りは難しいので苗を買う。大玉スイカがやはり面白い。品種は、何でも良い。いろいろ試すのが面白い。ただし別の品種を近くに植えるのは避けた方が良いらしい(交配するかもしれないため)。私は毎回、一種類だけにしています。
  2. 苗を植えたら(5月上旬)ゴミ用の大きなビニール袋をかぶせる。グラスファイバーの棒を2本でU字に曲げて、十字に刺し、ビニールのフレームにするとよい。裾は土を乗せて、風で飛ばないようにする。ビニールの上には小さな空気穴を開ける。スイカは熱帯起源の作物なので、かなり中が暑くなっても大丈夫のようです。それでも陽気が良くなってきたら、穴を少しずつ大きくしておきます。ビニールをしなかったり、最初から上を大きく開けておくと瓜蠅(ウリバエ)に葉を食べ尽くされてしまいます。
  3. 米糠を株の回りにたっぷり埋める。近い所(30cm)から離れた場所(2m位まで)適当に溝を切って入れる。糠は生のままで良い。
  4. 蔓が延び始めてビニール袋に一杯になってきたら、上を大きく開けて、そこから蔓が外に延びるようにする。袋はまだ取らなくても良い。
  5. 蔓が延びるに従い、除草をしながら、藁(があれば)を敷く。蔓が繁茂した中に入って除草するのは禁物のようです。特に蔓がからみついている草はそのままにしておいた方が良いです。
  6. 蔓の整枝は行わず延び放題にしています。
  7. 実が付いたら、日付のタグを付ければ収穫時期の一番の目安になりますが面倒なので勘で収穫時期を判断しています。目安は、外側の模様が濃く、はっきりしていること、叩いた時なんとなくいい音(低音で良く響く音?)がすること、お尻の黄色が濃いこと、蔓がみずみずしく無くなってきていること、などですが、正直言って、決め手がありません。これらを総合して、何となくエイヤで採ります。取り頃を少し過ぎてしまうことも多いです。
  8. 狸、カラス対策:スイカの玉には藁や草を載せて隠します。また黒い糸を地面から15cmくらいの高さに張り、西瓜の畝を囲うように、さらに対角線状に張り巡らします(これはカラス対策)。
大きなスイカには空洞が

大きなスイカには空洞が(8月9日)

知り合いのスイカ作りの(笑い)話し:地元の尺八同好会のIさんは畑もやっていて、ある時、米糠をやるとスイカは上手く行くよと、教えてあげたことがあった。夏も過ぎた頃、彼が言うには、教えてもらった通りやってみたら蔓がどんどん延びて、せっせと世話したら、なんと夕顔(ヘチマの仲間)ができてしまったとのこと。苗が接ぎ木(夕顔の台にスイカを接ぎ木する)で、台の部分から延びた蔓を大事に育てたわけですね。

これには後日談があってね、と彼は続ける。せっかく出来た夕顔だから、もったいないと思って、収穫して、親戚にもお裾分けしたら、とても喜ばれてね、来年もぜひまた作って欲しいと言われちゃったヨ。

玄関に並んだスイカ

玄関に並んだスイカ(8月14日)

たくさん採れたスイカもいろいろな人にお裾分けしているうちにだいぶ減ってきた。孫の拓海君がおいしそうに食べてくれる。

孫はスイカが大好き

孫はスイカが大好き(8月24日)

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