ルネッサンスフルート
ルネッサンスフルートの合宿に参加してきました。
16世紀に流行ったフランス語の(恋の)歌の曲を3〜4人で合奏します。またレクチャ(16世紀の楽譜の読み方)や当時のダンスを音楽隊の演奏に合わせて踊ってみるなど盛りだくさんの合宿でした。
ルネッサンスフルートは、構造的には篠笛に近く(歌口、手穴は篠笛より小さめ)、またいろいろな長さのがあって、D管は尺八の1尺8寸相当、バスを担当するG管は2尺7寸に相当します。ほかにもC管とかE管?とかあるようです。
ルネッサンスフルートが進化してやがてフラウト・トラベルソ(バロック・フルート)(17〜19世紀前半)になり、さらにベーム式の現在のモダンフルート(19世紀後半〜)になりました。音量こそ小さいけれど、素朴で温かみのある音が魅力です。